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第30回日本核医学技術学会総会学術大会の開催挨拶


第30回日本核医学技術学会総会学術大会
大会長 金谷信一(東京女子医科大学病院)

 

 第30回日本核医学技術学会総会学術大会は、平成22年11月11日(木)~13日(土)の3日間、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティで日本核医学会学術総会と3回目の合同開催を迎えることとなりました。実行委員会は飯田恭人実行委員長をはじめとして、全力で邁進いたす所存です。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

  今回の合同メインテーマは「核医学が照らす医療の未来 -創薬から治療まで-」です。従来より、放射性ヨウ素を用いたバセドウ病や甲状腺癌の転移の診断および治療は、長い歴史を持ち臨床に定着した技術があります。近年は塩化ストロンチウム89Srやゼヴァリン90Yのようなベータ線放出核種による内用療法も認知されています。
 放射性核種を標識した極微量物質が、生体内の挙動を分子レベルで検知することは、核医学の特徴を十分に活かした分野で、これらの手法を利用した創薬の開発にも期待されているところです。 将来に至っては、簡便でやさしい検査や、これからの新しい治療の下支えができればと思うところです。

 本学会プログラムは、一般演題の口述発表と、日本核医学会との合同シンポジウム(脳核医学における統計画像処理の基礎から臨床応用、核医学における医療情報の統合)、シンポジウム、卒後教育プログラム(センチネルリンパ節シンチグラフィの基礎と臨床、脳定量法の整理)、合同薬剤調整セミナー、ワーキンググループ報告、機器展示などや、学会総会前の市民公開講座を企画しています。

 市民公開講座は、総会開催前の平成22年10月23日(土曜日)に第50回日本核医学会学術総会本田憲業会長のもと埼玉県川越駅近くの埼玉医科大学かわごえクリニックで「放射性医薬品による非密封治療」と題して市民に解りやすく開催を致します。

 核医学関連では、日本で最大規模の学会です。学術情報交換の場として、また人脈交流の場として参加を頂き、核医学界全体のレベルアップに貢献して頂ければ幸いです。
 当学会の詳細情報は、学会機関誌やホームページを通じて情報伝達を更新致します。 皆さまのご参加をよろしくお願い申し上げます。